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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

● 犬の登録と狂犬病予防法について

本日は、愛犬の狂犬病ワクチンと犬の登録についてお話いたします。

● 狂犬病予防法とは

日本では、狂犬病を予防するための法制度があります。その中で、飼い主が守るべき法律として「狂犬病予防法」があります。主に２つの義務が定められていますが、今日はその１つである「犬の登録」について詳しく説明します。

●犬の登録の義務

子犬を飼い始めた際には、生後９０日以内の子犬の場合は、飼い始めた日からではなく、生後９０日を経過した日から３０日以内に登録を行う必要があります。また子犬が生後９０日をを過ぎている場合は、飼い始めた日から３０日以内にお住まいの市区町村の役所にて登録を行います。この登録では、役所から銀色の金属製の小さなプレートが発行されます。これは犬の身分証明書としての役割を果たし、犬の生涯において基本的に１回行うものです。登録料も必要です。各自治体により異なりますが、大きな差はなく、多くの自治体では３，０００円前後が一般的です。法律の文面が分かりにくいので、ブリーダーに聞くか、お住いの役所に確認してください。

●登録情報の変更が必要な場合

犬を迎え入れる際には、既に登録されている場合もあります。例えば、保護犬を引き取った際や、他の人から犬を譲り受けた場合です。その場合、既存の登録情報をお住まいの市町村に報告し、変更登録を行う必要があります。これにより、現在の飼い主や住所が正確に反映されることになります。既に登録されている子を譲り受ける場合は、銀色の金属プレートも譲り受けてください。

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まとめると：
– 犬を飼い始めたら、①生後９０日以内の子犬の場合は生後９０日を過ぎてから３０日以内に市区町村に登録が必要です。②生後９０　日を過ぎた子犬の場合は、飼い始めた日から３０日以内に市区町村に登録が必要です。

– 登録時に発行されるプレートは、犬の身分証明書です。
– 登録情報の変更時には、役所での手続きが必要です。

犬の登録は、飼い主としての責任を果たす重要な第一歩です。以上が、本日の説明となります。ありがとうございました。