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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

◇愛犬の食糞問題を解決するためのトレーニング方法

本日は、犬がうんちを食べる行動、いわゆる”食糞”について、その防止方法として有効なトレーニングとしつけについてお話しします。今回は対策の4つ目であるトレーニングの側面に焦点を当てます。

●食糞を防ぐためのトレーニングとしつけ

1. ダメな行動を明確に理解させる

まず、犬に「ダメ」という事を教えることが重要です。このコマンド（伝え方）はご家族で統一して決めてください。食糞をしそうになったときに「ダメ」などのコマンドを使い、その行動を止めさせるようにします。言葉だけでなく、犬の注意を他に向けるためにおもちゃを使って遊ばせてみるのも良いです。この方法は常に犬を見ていなければならないので、少々手間がかかりますが、効果的です。

2. 良い行動を褒める

犬が正しい行動をした際には必ず褒めることも忘れないでください。たとえば、排泄後にうんちを食べなかった場合は、しっかりと褒めたり、遊んであげたり、おやつを与えるなどのご褒美を提供します。こうしたポジティブな強化は、犬にとってやる気を引き出す大切な要素となります。

3. 粘り強く続ける

すぐに効果が出るわけではありませんが、諦めずに根気強く続けることが最も重要です。家庭全体で協力し、一貫した対応を心がけることで、徐々に成果が見えてくることでしょう。

◇まとめると

– 「ダメ」などのコマンドを使い、犬が食糞しそうになった時に行動を止める。
– 良い行動をした時には褒めたりご褒美をあげることで、ポジティブな行動を強化。
– 効果がすぐに出ないこともありますが、粘り強く続けることが重要です。

本日はここまでです。愛犬とのより良い関係を築くためにも、ぜひ挑戦してみてください。