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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

◇子犬の食糞行動の原因とは？

今回は子犬が自分や他の子の便を食べる、いわゆる「食糞」ついてお話しします。前回までに４つの原因をお伝えしましたが、今日はその続きとして、最後の２つの原因について詳しく解説します。

原因⑤： 注意を引きたい

子犬の食糞行動は、初めて子犬と生活される方に驚きを与えることが多いです。驚いて大きな声を上げたり、大げさな反応を示したりすると、子犬は「これをすると注目してもらえる」と誤解することがあります。特に留守番の練習をしている最中は、この誤解が発生しやすく、結果として不適切な注目行動を引き起こすことにつながります。

原因⑥: 匂いや味が魅力

子犬にとっては便そのものの匂いや味が興味をそそる場合もあります。犬は非常に敏感な嗅覚を持っており、それが便の匂いに引きつけられて食べてしまう原因となることがあります。また子犬は消化器官が未発達です。消化できていない便はドッグフードの匂いが残っている可能性もあります。子犬とっては好奇心からくる行動、消化不良による行動とも言えます。

◇次回予告

次回は、これらの食糞行動に対する具体的な対策方法についてご紹介します。

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◇まとめると：

– 子犬は注目を集めたいという理由で食糞行動を取ることがある。
– 便の匂いや味が子犬にとって興味深く感じられる場合がある。
– 次回は食糞行動への対策について詳しく説明します。