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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

今回は、子犬をシャンプーに慣れさせるためのコツについてお話しします。特に２つのポイントに注目していきます。

●飼い主の落ち着いた対応が鍵

まず最初に重要なのは、飼い主である皆さんが落ち着いて対応することです。シャンプーをする際に、飼い主の不安や緊張は子犬に伝わります。リラックスした状態で行動することが大切です。特に初めて子犬を飼う方は、シャンプーに慣れていない場合も多と思います。いきなりシャンプーをするのが難しいと感じる場合は、以下のようなステップから始めてみましょう。

– 濡れたタオルで体を拭く
– 前足やお尻など部分的に洗う

このように段階を踏むことで、少しずつ自分も子犬も慣れていきやすいです。

●ドライヤーの音に慣れるための工夫

次に、ドライヤーの音に慣れさせることも大切です。ドライヤーの音はかなり大きく、風の強さもあるため、子犬にとっては驚きの原因になります。音に慣れるための工夫として、以下の方法を試してみてください。

– 子犬のシャンプーをする日以外で、普段皆さんが髪を乾かす際に近くに子犬を連れて行き、ドライヤーの音を聞かせる

これにより、子犬が音に少しずつ慣れ、ドライヤーへの抵抗感を減らすことができます。

●まとめると

– 飼い主が落ち着いて行動することで、子犬の不安を軽減する
– シャンプーに慣れない場合は、濡れタオルや部分洗いから始める
– ドライヤーの音に慣れさせるために、日常的に音を聞かせる工夫をする

子犬がシャンプーを嫌がらないようにするためにも、飼い主としてこれらのコツを意識してみてください。