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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

【犬のさいヘルニアについて】

こんにちは。今日は犬のさいヘルニア、通称「でべそ」について、その見た目や症状についてお話しします。

【でべその原因と観察ポイント】

「さいヘルニア（でべそ）」とは、へその緒がついていた所のお腹の筋肉がしっかりと閉じず、内側から脂肪などが出てくる状態を指します。穴が大きいほどリスクが高いため、その大きさをよく観察することが大切です。生後半年くらいまで筋肉が成長し、穴が小さくなる可能性がありますが、もし閉じない場合は獣医と相談して手術の必要性を判断します。

【穴の大きさと治療の判断】

穴が小さい場合、例えば1cm未満であれば、脂肪だけが出ていることが多いです。この場合は指で押すと元に戻ることがあるので、生後半年くらいまでは経過観察をするのが一般的です。しかし、穴が1cm以上と大きい場合、将来的に脂肪だけでなく臓器の一部が入り込む可能性があるため、手術が必要になることが多くなります。

【まとめると】

– さいヘルニア（でべそ）はお腹の筋肉が閉じ切らず脂肪が出てくる状態。
– 穴が小さければ経過観察、大きければ手術の可能性あり。
– 生後半年までに閉じない場合は獣医と相談が必要。