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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

【犬の停留精巣についてのリスク】

こんにちは。今日は犬のオスの停留精巣について、2つ目の問題点とリスクについてお話しします。

停留精巣とは、片方または両方の精巣が正常な位置に降りていない状態を指します。精巣が体内やお腹の近くに留まっていると、通常より体温が高くなり、正常に機能しにくくなります。

【片側のみ停留している場合】

片側の精巣が降りていない場合でも、繁殖が可能なケースがあります。ただし、停留精巣は遺伝性の可能性があるため、片側のみ降りていない犬を繁殖に使うことはおすすめできません。

【両側が停留している場合】

両方の精巣が降りていない場合、精子が作られない可能性が高いため、繁殖は難しいです。この点が2つ目の問題点およびリスクとなります。

今日はここまでです。

まとめると：
– 停留精巣は精巣が正常な位置に降りていない状態。
– 片側のみ停留している場合、繁殖は可能だが、遺伝性のリスクがある。
– 両側が停留している場合、精子が作られず繁殖は難しい。