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執筆者: 白井宏哉（マイリトルサクラ代表）
愛犬飼育管理士(JKC) / 第一種動物取扱業登録ブリーダー

【犬の歯の健康：乳歯遺残（にゅうしいざん）について】

こんにちは。

前回まで、子犬の歯の生え変わりについてお話ししてきましたが、今回はその注意点として「乳歯遺残」についてご説明します。乳歯遺残とは、乳歯が抜けずに残ってしまう状態を指します。この状態には特有の症状や原因があり、適切な対策が必要です。

まず、乳歯遺残の症状についてです。通常、子犬は生後3ヶ月から7ヶ月の間に乳歯が抜け、永久歯が生えてくるものです。しかし、永久歯が生えているのに乳歯が残っている場合があります。このような状況では、歯が二重に生えているように見え、まるでサメの歯のように見えることから「サメ歯」とも呼ばれます。

今後、乳歯遺残の原因やその対策について詳しくお話しする予定です。

まとめると：
– 乳歯遺残とは、子犬の乳歯が抜けずに残る状態を指します。
– 乳歯が残っていると、歯が二重に見え、「サメ歯」と呼ばれることもあります。
– これから、乳歯遺残の原因や対策について詳しく解説します。